教員(小中学校)は、プライドが高いということは教員自身からも言われることがある。
その原因として、教員になるように人は学校の中でそこそこ優等生であまり叱られた経験がないからだ、ということを言っているのを何人かから聞いた。
それは本当なのか。
教員は誰でもなれるわけではないことは事実である。大学を卒業している必要もあるし、教員採用試験に合格する必要もある。
しかし、今や大学進学率は50%以上だ。さらに、公立学校の教員がどんな大学を出ているかといえば、国公立はごく少数であり、有名私立大学出身者もごく少数(高校教員は除く)である。※1
そういう意味では、幼少期にすごく勉強ができた、という人ばかりではない。
そうだとすると、優秀であまり叱られたことがないからプライドが高いということも言えない。
それではプライドが高い、と言われるのはなぜなのか。
プライドが高い人だ、と言われるのはどういう状況かを考えると、その答えが想像できる。
プライドが高い人だと感じられる人というのは、他人の意見を受け入れない人ではないか。
経験上(小学校)、自分の授業法や、考え方と違う意見が言われただけで拒否反応を起こす先生は大多数だ。20代の先生はそれほどでもないが、30代以上となると、学年で話していて方針などを決めているとき、意見が違うだけであからさまに機嫌が悪くなり、怒り出す人までいる。だから皆、自分の考えをストレートに出さない。議論とは言えない話し合いに終始する。そこに人間関係も絡んできて、感情的な応酬になってしまう。
いろいろな考え方を受け入れながら、自分の仕事の仕方、授業の技術、子どもへの接し方などを考えていくという先生は本当に少ない。
そういったことが、「先生はプライドが高い」という印象の原因ではないか。
つまり、プライドが高いのではなく、他者の意見を受け入れることができない人が多いのではないか。
※1以下のようなデータもあるので全国的には国公立出身者は少なくないのかもしれない。しかし、国公立といっても比較的入りやすいところもあり、国公立出身者がすべて優等生とは言えない。
教員の学歴構成
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